<質問>

借地料のことです。
私は家内の実家内(借地)に家を建てて11年程住んでいます。
家内の実家は戦前よりこの借地に家を建てて住んでいます。
ご相談とは、この借地料がここ数年5%づつアップされています。
また、この土地の路線価は3年程前からわずかながら下がっています。
土地の路線価が下がっているにも関わらず、借地料が上がっているのは納得がいきません。
地主の言い分としては、税金がアップしたからと言っていますが、税率がそんなに毎年上がるとは思えません。
また、敷地内には20坪程の平屋工場が有り、そこを貸してわずかながらの収入があります。
地主は工場があるから宅地と比べたら税金が高いとも言っています。
この地主に対してどう話したら良いか教えてください。

<回答>
借地料については、借地期間が長く経過した場合は、借主、貸主双方の事情、 周辺環境の変化等に伴い、次第に認識の差が生じてくるものです。
こうした場合、どのくらいが適正か、相当かということを決めるのは非常に難しい場合が多いのです。

貴殿や、平屋工場の経営者にとっては、その土地が生活の基盤であるのでしょうから、 毎年地代がどんどんアップすれば生活に深刻な影響を及ぼします。
一方貸主では、その土地に関する必要経費(主に税金)を下回る地代では、貸している意味がありません。
このような事情を総合して、お互い妥協点を見出さなければどのくらいが適正かを判断することはできません。

土地の税金は、その地域によって課税方法が異なりますので、 この場で計算することはできません。

地主さんに教えてもらったらいかがですか。

どうしても話し合いが決着しなければ、現在の地代を支払っておけばいいのです。
もし、地主さんが受け取らなければ、法務局へ供託しておきましょう。

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