母が祖母から受け継いだ土地があり、そこは借家として一人のご老人がお住まいです。
その方が病気になられて、娘さんがいらっしゃいますが、今現在8月分と9月分の2ヶ月分の家賃が滞納となっています。
母から、昨日その娘さんに連絡が取れて、娘さんは「10月後半にいくらかお支払いに上がります。」と言われたそうなのですが、母も、2ヶ月収入がない状態で困り果て
ています。
法的な措置をとるとしたら、どうすればよいのでしょう?
弁護士さんなどに相談に行けば、どのくらいの費用がかかりますか?
また、やはりこれは法的な措置をとるということは、そのご老人に強制的に出ていっていただくということになるのですよね・・・?
<回答>
法的な措置をとるということは、権利を国家権力の力を借りて強制的に実現するということです。それは、当事者の力だけでは、どうしようも解決できない場合といえるでしょう。
家賃をもらう権利は、賃貸借契約をしていることにより、貸主側にありますが、
どうしても支払ってくれなければ、裁判所に調停の申立や、支払命令の申立、
あるいは訴え等をする方法があります。
また、賃貸借契約自体を解除することも可能で、解除すれば、「出ていっていただく」ことになります。
法律というのは、このように、当事者ではどうにも解決できない場合に裁判官
が裁く基準であって、いわば最低線を示したものと言えます。
これに対して人道は、これよりレベルが高次にあります。
病気で苦しんでいるため家賃が支払えない状態の人に対して、強制力のある権力の助けをもってする必要があるのかを 人道に従って考えてみることが大切ではないでしょうか。